WordPressのバックアップについては、初心者さんでも簡単なWordPressのバックアップ方法で
FileZillaなどのFTPソフトを使った方法をご紹介しています。
どのレンタルサーバーを使用していてもバックアップができますし、『Thema』『plugin』など個別にバックアップが取れて便利なんですが、
記事数が増えてきたりするとエラーが起きたり、時間もかかるのがたまにキズです(^^;)
今回ご紹介する方法はXサーバーでワードプレスのバックアップを取る簡単な方法です。
他のレンタルサーバーをご利用の場合は、レンタルサーバーによってこのようなバックアップが可能だったりダメだったりするかもしれませんが、他の方法で必ずバックアップはとりましょう!
目次
WordPressのバックアップの仕組み
エックスサーバーからバックアップを取るのは『データファイル』と『データベース』です。
【データファイル】
- テーマのデザイン・設定
- 画像ファイル
- プラグイン
・・・など
【データベース】
- 投稿記事・固定ページ
- コメント・カテゴリ・タグ
- 管理画面の設定・情報
- ログインIDとパスワード
・・・など
両方まとめて一気にバックアップが取れれば良いのですが、それはWordPressの仕組み上無理なのです(^^;)
操作方法は簡単ですので、ご紹介していきます。
エックスサーバーから【データファイル】をダウンロードしよう!
①こちらからエックスサーバーのサーバーパネルへ。IDとパスワードを入力してログイン。
②アカウント欄の【バックアップ】をクリック
③『ホームディレクトリ』の右の【ダウンロード】をクリック
『ホームディレクトリ』をダウンロードするとすべてのドメインのバックアップが一気に取れます。
個別でバックアップを取る場合は、該当ドメインの欄の【ダウンロードボタン】をクリックしましょう。
④画面が変わってダウンロードが始まります
⑤ダウンロード中です。しばらく待ちましょう・・・
※ダウンロード中は左のアイコンの周りを青色がクルクル回っています
⑥ダウンロードが完了したら下矢印をクリックして【フォルダを開く】をクリック
⑦ダウンロードフォルダに『○○○.tar.gz』というファイルが保存されました
この『○○○.tar.gz』というフォルダがデータファイルです。
以上でデータファイルのダウンロードは完了です!
左上の『ServerPanel』のロゴをクリックして管理画面に戻っておきましょう。
エックスサーバーから【データベース】をダウンロードしよう!
①データベース欄の【MySQL設定】をクリック
②【MySQLバックアップ】のタブをクリック
③いくつかのデータベースが表示されています。
※ここに表示されるデータベースの数は人によって異なります。すべてをエクスポートしていきます。
④『gz形式』にチェックを入れて【エクスポート実行】をクリック
※gz形式を選択するとエクスポートするファイルのサイズを圧縮することができます。
⑤自動的にエクスポートが始まります。
※始まらない場合は【ダウンロードする】をクリックしましょう
⑥ダウンロードが始まります。しばらく待ちましょう・・・
※ダウンロード中は左のアイコンの周りを青色がクルクル回っています
⑦ダウンロードが完了したら下矢印をクリックして【フォルダを開く】をクリック
⑧ダウンロードフォルダに『○○○2017-月-日.sql.qz』というファイルが保存されました
この『○○○2017-月-日.sql.qz』というフォルダが今ダウンロードしたデータベースです。
この上に先程ダウンロードしたデータファイルのフォルダがあるのが確認できますね♪
※④のエクスポートを実行する画面で、データベースが1つだけだった場合はこれで終了です。⑧~⑬は飛ばして次へ進んでください。
⑧【MySQLバックアップ】のタブをクリック
⑨次のデータベースの『gz形式』にチェックを入れて【エクスポート実行】をクリック
⑩自動的にエクスポートが始まります。
※始まらない場合は【ダウンロードする】をクリックしましょう
⑪ダウンロードが始まります。しばらく待ちましょう・・・
※ダウンロード中は左のアイコンの周りを青色がクルクル回っています
⑫ダウンロードが完了したら下矢印をクリックして【フォルダを開く】をクリック
⑬ダウンロードフォルダに『○○○2017-月-日.sql.qz』というファイルが保存されました
この1番下の『○○○2017-月-日.sql.qz』というフォルダが今ダウンロードしたデータベースです。
その上のピンクで囲ったフォルダが直前にダウンロードしたデータベースです。
その上の水色で囲ったフォルダが一番最初にダウンロードしたデータファイルです。
※データベースの数だけ⑧~⑬を繰り返しましょう。
これでデータファイルのダウンロードは完了です!
ダウンロードしたファイルをまとめましょう
①ダウンロードした『データファイル』と『データベース』のファイルです。
②【新しいフォルダー】をクリック
③新しいフォルダができたので名前をつけましょう。これが保存用のフォルダです。
※バックアップを取った日付にしておくとわかりやすいかと思います。
④【Shiftキー】を押しながら、先ほどダウンロードしたファイルを全部クリックして選択していきます
⑤選択した項目は水色に色が付きます
※左下に『3個の項目を選択』と出ていますね!ダウンロードしたファイルの数と一致していればOKです。
⑥選択しているファイル名の上で右クリックして、開いた中から【切り取り】をクリック
⑦ ③で新しく追加した保存用フォルダの名前の上で右クリックし、開いた中から【貼り付け】をクリック
⑧保存用のフォルダを開いて中身を確認してみましょう
きちんと3つのファイルが保存されていますね!
このフォルダをパソコン本体だけではなく、HDD(ハードディスクドライブ)やクラウドストレージにも保存しておきましょう。
パソコンだけだと、そのパソコンが壊れたりウィルスに感染してしまった場合は、バックアップもろともアウトなので、なるべくいろいろな場所に保存してリスクを分散しておきましょう。
おまけの確認作業(データファイルの中身を確認)
ここまでの作業でバックアップは完了なのですが、今回のバックアップの仕組みをより理解しやすいように、
時間があるときにここからの確認作業をしてみてください。
①一番最初にダウンロードした『データファイル』を解凍して開きます
②FileZillaを起動してエックスサーバーに接続します
左がFileZilla、右が解凍したデータフォルダの中身です。
中身が同じですよね!!
③両方共あなたのドメインをクリックして開いてみましょう
私の場合は『koemi-affili.com』を開きます
④開いた中身はまた同じです
⑤次に両方とも『public_html』を開いてみましょう
⑥また中身は一緒ですね!
⑦続いて両方とも『wp-content』を開いてみましょう
⑧またまた中身は一緒です
よく考えれば当たり前なのですが、FileZillaなどのFTPソフトの役割は【サーバーとパソコンをつなぐ役割】でしたね♪
なので、FileZillaで見たり操作しているのはここの情報なんです。
最初にもご案内した、こちらの方法↓↓でバックアップをとっている3つのフォルダ『themes』『plugins』『uploads』もここにありますね!
おわりに
WordPressを取る方法はいくつかありますが、WordPressの仕組みは当たり前ですが1つなので、
こうして中身を確認してみると、自分がどんなことをしているのか・・・というのが理解しやすいです。
始めは言われるがままに、説明のままに作業をするしかないのですが、余裕が出てきたらほんの少し掘り下げて見てみると自分の理解も深まりますし知識も増えます(^-^)
バックアップはブログ運営をするなら必須です!
記事を書く前、プラグインを入れる前、WordPressやプラグインのアップデートの前、テーマの編集の前など、
【今の状態から何か変更を加えようとするとき】にバックアップをとっておきます。
今回バックアップを取った『.zg』形式の圧縮ファイルは、
圧縮解凍ソフトがないと解凍できませんので、こちらも一緒に導入してくださいね♪
エックスサーバーは、今回のように手動でバックアップを取ることも簡単ですが、エックスサーバー側でも自動でバックアップを取ってくれています。ありがたいですね!
ただ、バックアップは自動で取ってくれていても、復元のためにバックアップデータをもらうのは有料なんです(^^;)
15000円くらいかかります・・・
なので、それは本当に本当にどうしようもないときだけ利用する『保険』と考えて、基本的には自分でバックアップを取るようにしましょう。
これからレンタルサーバーの契約をするなら、またはサーバーのお引越しをするなら、多くのアフィリエイターが利用しているエックスサーバーがオススメです(^-^)
分かりやすい記事を書いて下さり、ありがとうございます。
とても勉強になりました。
データが消えてしまった時に、バックアップしたファイルを復旧する方法も知りたいと思いました。
のっくんさん
コメントありがとうございます(^^)
そうなんですよね。。。復旧方法の記事にしたいのですが、幸いまだ復旧が必要になるほどの状態に陥ったことがなく、画像や細かい手順を書けないんです(笑)
記事にはしたいですが、そんなこと起きてほしくないとか思ったり。。。
もし、もーーーし、そんな事態に陥ったらしっかり記事にしますね!
とてもわかり易かったです!!!!!
ありがとうございます(*^^*)
Mさん
ご訪問、コメントありがとうございます。
わかりやすい記事を目指していたので、そう言っていただけてとても嬉しいです!
よろしければまた覗きにいらして下さいね!
はじめまして。ブログ初心者です。
この記事、本当に分かり易く何時間か調べていたものがいっぺんに解決しました。
有難うございました。
Xserverの自動作成でデータベースを作っていたので、Backupの必要性は何度も言われていても、またはxxのフォルダー内の・・・という説明がよくあるのですが、
そもそもWPフォルダーをどうやってアクセスすればよいのかは誰も?書いていませんでした。
ようやくこのサイトにたどり着き、Download backupが出来ました。
また、サーバーパネルで自動で作成されたPWなど分かるはずもなかったのが、Download後のwp-config.phpを観て、ようやくわかった次第です。
とても時間が掛かりましたが、大変助かりました。以降、自分のタイミングで手動Backupができます!
MicWakaさん
ご訪問、コメントありがとうございます。
お役に立てましたようで嬉しいです!
私も最初の頃は仕組みはよく分かっていませんでした(^_^;)
今後何かあった時に、対処法が分かっていると安心ですよね!
よろしければ、ぜひまた覗きにいらしてください(^ ^)
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